インスパイアと悔しさが同時進行

幕間、カーテンコールの練習を重ねて行い、通しが行えるようにと、流れを掴んで参りました。

役者がお客様を交えて台詞を言う今回の演出、ついつい体は相手役者の方へ向いてしまいがちなので、体に言うことを聞かせなきゃです。アンジーは何がしたいんだ。
見てもらうのを怖がっちゃだめだ！
私が未だに演技を分かってないので、演出、そして皆さんもよろしくお願いします。


幕間は楽しく！チンドン屋は無性に好きなので、ちょっと興奮気味な私。
装置さんの美しい力作を上手く使いたいです。


また、今回は初めての衣装スタッフとなりました大畑です。
ミシンのがたがた音が邪魔しないよう、廊下作業の衣装ですが、最近ではお隣の生音愛好会さんのBGMが心地よい模様。

さあ24日、衣装は仮完成の日でした。病欠の「商人」の分をのぞけば、チーフがよく追い込んでくれます。

対し、今まで私はこんなに締め切りがあるスタッフ作業をしてこなかったので、チーフよりもかなり危機感が薄いと感じました。
足ひっぱって、ごめんね。

はてさて初めての素材である不織布さんを登用して奮闘中の我々ですが、
観劇に行った他劇団の衣装にインスパイアされたり、「やられた！」とハンケチを噛んだり、しますね。
それにしても色付きの照明が当たる時の美しさといったらもう…クジャクも嫉妬する勢いだわ！

不織布のすごいところはですね、軽くて透けるだけでなく、皺になりにくく、端の処理がいらないし、光を受けると凹凸がくっきりと出るところです。表面のコート材のおかげできらきらしく見えるのも一興。
一歩間違えればファンタジーの英雄に成り易いのは難点ですけれど？

というわけで、照明さんとの関係を密にして、さらに衣装が照明を生かす、また光が服を生かせるものにしていきたいです。
もっと光を！


（ノート書くのが遅くなり、申し訳ありません。ペケとして差し入れます：大畑）