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  2024/04/18 [09:39] (Thu)
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  2012/03/08 [23:32] (Thu)
遂に小屋入り前日を迎えた。

ここまで私についてきてくれた役者、スタッフの方々にはいくら感謝しても足りないと思っている。
皆が自分にできることを一所懸命に取り組んでくれた。

1月から始まり約2ヶ月、
日々成長を遂げる役者たちの演技を見ていると、考えさせられることがある。

面白い芝居は何度見ても飽きない。
戯曲が完成されているからというのはもちろんあるだろう。
しかし、それだけでなく、
役者がそこに向き合った成果なのだと思う。

例えば、たった一言の台詞でも
例えば、一瞬しか見せない表情でも

役者が戯曲と、その役と真っ直ぐに向き合い、
よく考えられ、よく練られたとき、
舞台上には生きた人間が立つ。
他の誰でもなく、その役者だから生まれた人間が立つ。

ほんの一瞬、わずか数分、たった一場でも
彼らが舞台上に存在する時間、私は目を奪われ、飽きることがない。

面白い、良い芝居になる。

私が演劇部に在籍してから3年、その間演出を務めてくれた方々には申し訳ないが、あえて言わせていただく。

この芝居は最高傑作になります。


【雨を憂いながら:山城】
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